北朝鮮旅行記⑤ 世界一の空中ブランコ IN 平壌
北朝鮮旅行記⑤ 世界一の空中ブランコ IN 平壌
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
2016年6月に行った朝鮮民主主義人民共和国(通称・北朝鮮)での旅行記です。
女性マジシャン北朝鮮旅行記 前回までの投稿
北京から3時間の空の旅を楽しみ、平壌国際空港へと到着した私たちマジック訪朝団。
空港の到着ゲートで今回の北朝鮮の旅をナビゲートしてくれる日本語ペラペラなガイドさん2人と合流!
今回のツアーの足となる3人貸切の小型バスに乗って平壌市内へ。
共産国ならではと言いますか、ビルにもトラックにも企業の宣伝広告やロゴなどがないのは、それだけで異世界に迷い込んだような、、これまでのルールとは違う秩序の上に成り立っている世界だということを実感します。
所々に企業広告のキャッチコピーとは違う
スローガンのようなフレーズとイラストのポスター
そして、2枚の肖像画。。
飛行機の中ではビクビクしながらこっそりと問題なさそうな写真だけを撮影していた私たち。ガイドさんに言われた写真についての注意点は2つ。
1つは軍人さんと工事現場の写真は撮影禁止
もう1つは街中にある肖像画や銅像の写真を撮る時は全てを入れて撮影すること(上半身だけとか電線などの障害物が写り込む可能性がある時は撮影しないこと)
街中、、いえ、、国中にある肖像画や銅像というのは↑このお二人のことを指します。このお二人をなんとお呼びすればいいのか分からない私たちは後に親近感溢れる呼び方をしてしまい、こっぴどく怒られることになるのです。。それはまた順を追って。。
とにもかくにも、上の二つの注意点さえ守ればどこでも撮影OKということでした。ここからは安心してカメラを持てます。
まずはホテルにチェックイン!、、する前に、ちょうどタイミング良く公演される平壌のサーカス劇場へ。※そう、飛行機と同じく毎日開演されているわけではないのです。
サーカスの劇場に到着!
記念撮影!!
マジックが共通言語の私たち3人が気になるのは、後ろの”マジックショーやってますよ”感が満載のポスター。これ、サーカスでマジックをするのではなく、この劇場の裏にマジック専門の劇場があるよということらしいのです。
北朝鮮のエンターテイメントが見たい!というリクエストを予め旅行会社に伝えていた私達はこのマジックショーももちろん旅程に入ってまして、こちらは数日後のお楽しみというとで。
サーカス劇場へGO!
客席の案内図、円形劇場です。
開演前。
サーカスの開演中の写真はどこもNGだろうなと思い、エンディングだけ撮影させていただきました。
北朝鮮のサーカス団は空中ブランコが世界一ということでロビーにトロフィーも飾られてました。
確かに空中ブランコやシーソーは命綱を使わずにかなり高度な技の数々、、後日、この話をサーカス学校出身のパフォーマーにしたところ、本当に北朝鮮の空中ブランコは有名だということ。ジャグリングは日本の方が進んでいる気がしましたが、、空中ブランコのような命がけの芸が世界一というのも何か気の毒になりました。
ユーチューブで動画を見つけたので、参考までにはっておきます。
実際に見た空中ブランコはこの後もっとすごい大技や椅子を使った演技などがありました。
劇場を出て、平壌に来て初めてのお食事タイム、そしてホテルに向かいます。
ご飯と宿泊先についてはまた次回ブログで。
北朝鮮ツアーを映像で見たい方はYouTubeで!
ドラマ「愛の不時着」でも注目を集めている朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)へ2016年に旅行に行った時の想い出をVlogでYouTube「パッションちゃんねる」で配信しています。映像でもお楽しみいただければ、幸いです。≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#1 高麗航空で空旅編
≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#2 平壌から板門店へ
≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#3 板門店・軍事境界線へ
※上記の画像からも映像配信ページにリンクしています。
新潟出身の荒木社長は拉致問題を身近に感じながら幼少期を過ごしました。
しかし、2018年に韓国でマジックの世界大会があった際には北朝鮮のマジシャンが特別に招待されるなどエンターテイメントに国境はないと感じています。
ブログもYouTubeも政治的、歴史的に偏りのない中立の立場で制作しています。 心より世界の平和を希求いたします。
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