北朝鮮旅行記⑦ 韓国との軍事境界線・板門店へ
北朝鮮旅行記⑦ 韓国との軍事境界線・板門店へ
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
2016年6月に行った朝鮮民主主義人民共和国(通称・北朝鮮)での旅行記です。
お笑い 女性 マジシャン 荒木巴の北朝鮮旅行記
とても濃い訪朝初日から一夜明け、
平壌高麗ホテルのお部屋からの景色。。
工事中の写真禁止!って言われても、まぁー撮っちゃいますよね。笑
そんなこんなで、北朝鮮2日目。
私達マジック訪朝団3人で貸し切っている小型バスに乗って、本日は南部に向かいます。
あいにくの雨。
この大きな女性のアーチは2001年に南北統一問題進展のために建設された祖国統一三大憲章記念塔です。このアーチの先に38度線と呼ばれる韓国との軍事境界線があり、その線を越えて韓国があります。
軍事国境線もいいですが、、
アーチを抜けた瞬間から景色がガラリと変わる、、この見えない境界線も気になるところ。
田畑しか見えません、、人はどこに住んでいるんだろうと思うほどの地平線まで続く緑の絨毯。。
実は行きの飛行機から薄々気づいていたのですが、
はじめたてのシムシティのような風景、、都会とそうでない地域がハッキリ分かれています。
シムシティとは?
1989年に第1作が発売された都市づくりのシミュレーションゲームシリーズです。
そんなカントリーロードを進む平壌から軍事境界線の板門店まで2時間半くらいのドライブ。
ここでガイドさんに色々と質問をしようと、あわよくば、仲良くなって心の内を聞き出そうと、失礼のない言葉を探し出す私達、、まず気になっていたのが、
国中にあるであろうこのお二人の肖像画について。
”何故?このお二人の肖像画が飾られているのか?(現在のトップの肖像画は飾らないのか?)”
そこで我らが森山隊長が先陣をきって話しかけます。
隊長「あのー、北朝鮮にきて気になっていることがありまして、、」
ブー!NGワード!
ガイドさん「ここは北朝鮮ではありません!!」
そうです。。私達が日本では日常当たり前のように使っている「北朝鮮」という通称!これは韓国側から見た時の「北」であって、朝鮮民主主義人民共和国の皆様にとっては「共和国」もしくは「朝鮮」が一般的な国名であり、韓国が「南朝鮮」なのです。
ハッとなった私たち、、隊長もすぐに訂正し、
隊長「すみません。共和国に来て、よく見る金さんの肖像画なんですけど。。」
ブーブーブー!!!NGワード!!!
ガイドさん「金さんの肖像画って、金日成主席と金正日総書記のことですか?金さんってなんですか?そんな失礼な呼び方がありますか??」
北朝鮮の最高指導者を「安部さん」というかのように親近感溢れる「さん」付けで呼んでしまった隊長、、その気持ちよくわかるよ!私もいきなりフルネーム言える自信ないもん!!(※既にネットで気軽に名前を検索できない環境)と思いつつ、、ガイドさんご立腹の様子を見て、「あらら、あとは任せた!」と目を閉じ、タヌキ寝入りを始める私、、(南北戦争から二人の偉大さを語りだすガイドさん、その日本語の堪能さに改めて驚きつつ、、)朝が早かったためにそのままウトウトと夢の世界へ。。
目を覚ますと、休憩場所のサービスエリアに到着!
車の中では、ずっと「金さんじゃなくて、主席と総書記と呼んでください」説教が続いていたようで、、肝心の質問の回答はいただけなかった模様。
このサービスエリアでコーヒーをいただいて、、板門店へのドライブは続きます。
次回は軍事国境線・板門店でのあれこれを。
北朝鮮ツアーを映像で見たい方はYouTubeで!
ドラマ「愛の不時着」でも注目を集めている朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)へ2016年に旅行に行った時の想い出をVlogでYouTube「パッションちゃんねる」で配信しています。映像でもお楽しみいただければ、幸いです。≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#1 高麗航空で空旅編
≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#2 平壌から板門店へ
≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#3 板門店・軍事境界線へ
※上記の画像からも映像配信ページにリンクしています。
新潟出身の荒木社長は拉致問題を身近に感じながら幼少期を過ごしました。
しかし、2018年に韓国でマジックの世界大会があった際には北朝鮮のマジシャンが特別に招待されるなどエンターテイメントに国境はないと感じています。
ブログもYouTubeも政治的、歴史的に偏りのない中立の立場で制作しています。 心より世界の平和を希求いたします。
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