韓国から軍事境界線へ② 南北で分断された駅ー都羅山
韓国から軍事境界線へ② 南北で分断された駅ー都羅山
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
韓国の非武装地帯・DMZツアー その②
いよいよ、朝7時50分に軍事境界線へ向かうバスに乗り込み、出発です。
一人で参加の私は知らない男性のお隣で、しかも通路側だったのでガイドさんにお願いして空いている窓側の席に移動させていただきました。
席が空いていれば移動させてもらえるみたいです。
もし参加予定のお一人様がいらっしゃいましたら、参考程度に。
せっかくのツアー!
窓側で実際の風景を目と心に納めていきたいです。
その風景も徐々に穏やかではない感じに、、
この日は霧が濃かったのですが、晴れていると北朝鮮が道路からもハッキリと見えるとのこと。
ガイドさんは「南北の統一が実現すれば、この道は両国で行き来のできる高速道路になり、もっと利用者が増える。」と言ってました。
少し行くと、遊園地が見えてきました。
軍事境界線の近くに遊園地!!
これは、近隣の住人や働く人々のご家族のために、お子様が遊ぶ場所が必要だろうと建設された遊園地みたいです。
ここでガイドさんは中に入るためのパスをもらって、
いざ!DMZへ。
軍人さんによるパスポートの検査があり、ここからしばらくは撮影禁止でした。
そして、到着したのが京義線の韓国側・最北端駅である都羅山駅。
鉄道で国境を越えられる日がやってくれば、次の駅は北朝鮮の開城ということになります。
立派な駅です。
線路が開通すれば、電車に乗って韓国から北朝鮮を通過して、ヨーロッパに行くことが可能になるとガイドさんが教えてくれました。
島国の日本人からしてみたら、すごい話です。
今や宇宙旅行でさえ、現実を帯びてきたこの時代に、、目の前の38度線を越え、お隣の駅に行くことができない、、平和ってなんだろうと考えます。
1000ウォン(100円)でチケットを買って、改札を入り、平壌行きのホームまで行くことができました。
今は動いていない平壌方面へ向かう改札口です。
チケットを買って、いざ!
観光用に一般開放されているホーム以外は封鎖されていて入ることができませんでした。
平壌行きのホームです。
※どれだけ待っても、ここから先に行く電車は走ってきません。
私たち観光客以外はいない、乗る人も電車も来ない立派なホーム。
韓国のソウルと北朝鮮の平壌、二つの首都を行き来できる日を願って建設されました。
人民民主主義共和国(通称 北朝鮮)の首都である平壌へと続く線路。
お隣のホームは各駅停車用のホームなのでしょうか?
次の駅名に「開城」の文字がありました。
開城は高麗ニンジンで有名な街です。
もちろん、各駅停車もここが終点です。
ホームには、
南北がまだ開通していた時代にソウルー平壌間を走っていた電車の展示もされていました。
去年は北朝鮮から軍事境界線に行き、今回は韓国側から。
貴重な経験をさせていただいています。
北朝鮮の首都・平壌から韓国との軍事境界線にも訪れています。
合わせてご覧いただけるとお楽しみいただけるかと思います。
北朝鮮ツアーを映像で見たい方はYouTubeで!
ドラマ「愛の不時着」でも注目を集めている朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)へ2016年に旅行に行った時の想い出をVlogでYouTube「パッションちゃんねる」で配信しています。映像でもお楽しみいただければ、幸いです。
≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#1 高麗航空で空旅編
≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#2 平壌から板門店へ
≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#3 板門店・軍事境界線へ
※上記の画像からも映像配信ページにリンクしています。
新潟出身の荒木社長は拉致問題を身近に感じながら幼少期を過ごしました。
しかし、2018年に韓国でマジックの世界大会があった際には北朝鮮のマジシャンが特別に招待されるなどエンターテイメントに国境はないと感じています。
ブログもYouTubeも政治的、歴史的に偏りのない中立の立場で制作しています。 心より世界の平和を希求いたします。
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