秋田出張マジック④男鹿でナマハゲと出会う旅 真山神社編
秋田出張マジック寄り道④男鹿でナマハゲと出会う旅 真山神社編
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
秋田県立大曲農業高校様での芸術鑑賞会で学校寄席に出演させていただき、秋田二日目。ご一緒させていただいた太平洋さんと立川佐平次師匠と大曲で別れ、のんびり気ままな一人旅です。
せっかく秋田に来たので、ずっと気になっていた国の重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産にも登録されているナマハゲでお馴染みの男鹿半島へ。
男鹿駅前をブラブラ散歩したり、ご飯を食べたりして、
なまはげシャトルバスでナマハゲゆかりの地「真山」を目指します。
バスで25分ほどで到着!
バス停留所の前には、
真山・本山登山道の案内所や、
なんか可愛らしい木の実ジュース
男鹿国定公園「真山」の地図。
バス停留所から上に登るとナマハゲゆかりの真山神社があり、山を下るとナマハゲに関する資料を展示している民俗館があります。
真山神社 神域「お山」に祀られる神々の社
※秋田県男鹿市公認観光情報サイト「男鹿ナビ」より引用
男鹿北部に位置する真山は、南部の本山や東部の寒風山と同様に、古くから山岳信仰の霊場として、時の支配者の庇護を受けながら栄えました。
その繁栄ぶりを今に残しているのが真山神社です。杉木立に囲まれた境内は静かで、古代以来の荘厳な雰囲気を感じることができます。なまはげゆかりの地として神社の境内では、毎年2月なまはげ柴灯まつりが行われることでも有名です。
周辺には往古の名刹・赤神山遍照院光飯寺跡や、なまはげ行事を再現している男鹿真山伝承館、さらに男鹿半島の各集落に伝わるなまはげ面を一堂に集めたなまはげ館など、見所がたくさんあります。
まずは山を登り、
ナマハゲが日々怠け者がいないかチェックしているという真山神社へ。
真山神社のHPによると、「なまはげ」の名称は、「ナモミ(炉端にかじりついていると手足にできる火型(ひがた)のこと)を剥ぐ」という言葉がなまったものからきているそうで、怠け者の象徴であるナモミをはぎ取ることで、怠惰をいましめるとのこと。
怠け者の皮(手足にできたナモミ)を剥ぐために使う出刃包丁も奉納されていました。
鍛冶職場から奉納された包丁、、切れ味が凄そうです。
ナマハゲとは?
※Wikipediaより引用(一部省略)
秋田県の男鹿半島周辺で行われてきた年中行事、あるいはその行事において、仮面をつけ藁の衣装をまとった神の使い(来訪神)を指す。
「なまはげ」は怠惰や不和などの悪事を諌め、災いを祓いにやってくる来訪神である。年の終わりに大きな出刃包丁(あるいは鉈)を持ち、鬼の面、ケラミノ、ハバキをまとって、なまはげに扮した村人が家々を訪れ「泣ぐ子(ゴ)は居ねがー」「悪い子(ゴ)は居ねがー」と奇声を発しながら練り歩き、家に入って怠け者や子供、初嫁を探して暴れる。家人は正装をして丁重にこれを出迎え、主人が今年1年の家族のしでかした日常の悪事を釈明するなどした後に酒などをふるまって、送り帰すとされている。
仁王門をくぐり、
神社拝殿まで約70段の石段
その上に真山神社が見えてきます。
隠れたパワースポットとして人気のあるお山かけの入り口
登山参詣(お山かけ)
※真山神社HPより引用
真山(567m)・本山(715m)は「お山」とよばれて親しまれています。
真山神社から門前地区に至る山中に祀られる神々の跡かたには、山岳信仰の歴史が随所に見られます。この道は修験者の行道として開かれ、江戸時代には山掛け道として庶民の登拝も盛んに行われていました。現在でも、5月末にお山開き神事が行われ、春から秋にかけて登山参詣(お山かけ)に出かける多くの人で賑わっています。
また、お山には約千種の植物があり、鳥類なども多く見られ、貴重な地質などを含め自然の博物館とも言われています。
階段を上った先にある
真山神社薬師堂。
秋田県指定有形文化財の薬師如来座像が祀られていました。
お天気もよく、
本堂から神楽殿までの神聖であり、開放的な空間。
地面に寝っ転がって、一日中空を見ながらボーとしていたいという気持ちに駆られます。
神楽殿の中には御神輿も。
民俗学者である菅江真澄が「菅江真澄遊覧記」にて記した夜籠り。
「夕方、真山の関金七のもとに宿をかりた。近くの村々から老女が大勢集まってきて、館の前で夜籠りをし、念仏を唱え歌をうたい踊り・・・」
近くの村から老女がたくさん集まって、薬師堂でお経を唱えたり、歌を歌って踊ったりと賑やかに過ごした様子が書かれています。神社って歌ったり踊ったりお祭り騒ぎをして楽しい感じがいいなーって思います。
ということで、御朱印をいただき、山を下りて民俗館へと向かいます。
以前に高野山で御朱印帳を手に入れてから、持ち歩くことはしていなかったため、神社に行く度に「持ってくればよかった-」と悔しい思いをしていたのですが、今年、山形の上杉神社で御朱印帳を忘れても書いてもらえることを知り、コレクションしているのです。
そんなこんなで長くなってしまいました。男鹿駅に戻る最終のなまはげシャトルバスは17時20分。ゆっくり見る時間は限られています。
次は「なまはげ館」と「男鹿真山伝承館」で来訪神なまはげについて学びます。
興味関心があることを実際にその土地に行き、知識を肌で感じる。これほど贅沢な時間はないかもしれません。リアルな体験から得る学び、ずっと心に残る旅の醍醐味です。
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