山口県湯田温泉2日目 中原中也記念館で文学鑑賞
山口県湯田温泉2日目 中原中也記念館で文学鑑賞
お笑い出張マジシャンの荒木巴です。
西の雅常盤さんで毎日開催されている女将劇場をお目当てに山口県湯田温泉まで。
女将劇場を楽しみ、湯田温泉2日目。
宿泊先でしっかりとバランスのとれた朝食をいただき、
山口県湯田温泉の街並みを探索。
山口の日本酒といえば獺祭。
お散歩している中で気になる酒屋さんもたくさん。
時間があれば、連泊したい気分です。
更に湯田温泉の街をお散歩。
『文化人に愛された湯田温泉』ということで文学碑もいくつか。
種田山頭火の句碑。
この碑に彫られた句は山頭火の日記からとった自筆ということで句の内容もユーモラスで面白い句碑です。
種田山頭火と湯田温泉
※山頭火と歩く/湯田温泉 から引用
山頭火が、壁が崩れ始めた小郡の「其中庵」から、湯田温泉へ転居したのは、昭和13年11月であった。湯田温泉では「風来居」と名付けた庵を拠点として、山口の街を徘徊した。小郡から湯田温泉までは約3里、温泉好きの山頭火は、小郡に住んでいたころから、湯田温泉に入っていたという。
山頭火の句碑のお隣には、
中原中也の詩碑
山口県湯田は中原中也の生誕の地ということで、
中原中也記念館へ。
中原中也
※Wikipediaより引用
1907年(明治40年)4月29日 – 1937年(昭和12年)10月22日)は、日本の詩人、歌人、翻訳家。旧姓は柏村。
代々開業医である名家の長男として生まれ、跡取りとして医者になることを期待され、小学校時代は学業成績もよく神童とも呼ばれたが、8歳の時、弟がかぜにより病死したことで文学に目覚めた。中也は30歳の若さで死去したが、生涯で350篇以上の詩を残した。その一部は、結婚の翌年刊行した処女詩集『山羊の歌』、および、中也の死の翌年出版された第二詩集『在りし日の歌』に収録されている。訳詩では『ランボオ詩集』や数は少ないがアンドレ・ジイドの作品などフランス人作家の翻訳もしている。日本大学予科、中央大学予科などを経て東京外国語学校(現在の東京外国語大学)専修科仏語部修了。
生誕の地である湯田温泉の中原中也記念館は、
中原中也の生家である、中原医院の跡地に建てられています。
公共建築百選にも選ばれた外観も美しい記念館。
有名な「汚れちまった悲しみに・・・・」の一節
「富永太郎と中原中也」という特別企画展をしていました。
フランス文学に造詣が深く、中原中也に多くの影響を与えたという富永太郎との互いに惹かれながらも嫌悪がまじりあう複雑な友情。硬質で理知的な散文詩の世界を展開した富永と、富永を通じてフランス象徴詩と出会い、独自の抒情詩を追求していく中也、その二人の作風の違いや関係性を年譜と作品の展示によって知ることができました。
常設展示の中也の破天荒な生き様やエピソードもとても面白かったです。
見た目は可愛い顔をされていて、若くして亡くなった儚いイメージがありますが、酒豪だったようで、インターネットで見つけた太宰治とのエピソードが気に入ってしまったので引用させていただきます。
中原中也は酔うと太宰治の家に真夜中にもかかわらず訪れた挙句「バーカバーカ」などと低俗な嫌がらせをし、太宰も怒ればいいものを布団を被って怯えて泣いていた
※文豪どうかしてる逸話集
両者の性格をよく表しているいい逸話だなーと。笑
そんなこんなで楽しかった
湯田温泉から東京へと戻ります。
機会があったらまた遊びに来たいと思うとても素敵な町でした。
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