高知 児童養護施設で出張マジック2日目 司牡丹酒造様の酒蔵見学
高知 児童養護施設で出張マジック2日目 司牡丹酒造様の酒蔵見学
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
「Be Smile Project」高知2日目。
高知県にある情緒障害児短期治療施設「さくらの森学園」様へマジックショーの訪問公演させていただきました。
Be Smile Projectとは
※NPO法人ビースマイルプロジェクト オフィシャルサイトより引用
40,639件
この数字は、平成19年に「児童相談所が対応した児童虐待相談件数(平成18年度比較+3,316件)」です。
このうち、40.0%に当たる16,296件が「身体的虐待」、37.9%に当たる15,429件「保護の怠慢(ネグレクト)」によるもので、しかも、この虐待を与える者のうち85.0%が実母または実父という残酷な現実。こういった現実は、子ども達の痛ましい事件を引き起こし、ニュースとなって私たちの心を強く締めつけます。
そして、実の父母から虐待を受けた子ども達には、心休まる居場所がなくなっているのです。
本来大人から守り育てられるべき子ども達が、大人からの虐待等により数多く苦しんでいる現実・・・
40,639件という数字を冒頭で紹介いたしましたが、この数字は児童相談所での相談件数。相談されていない虐待も、もちろん全国にたくさん存在していることでしょう。
こういった状況下におかれている子ども達に何かできないか…
私達の活動「ビースマイルプロジェクト」はこの想いから始まりました。プロジェクト発足のいきさつ
2008年、二児のシングルマザーで漫画家の葉月京が、毎日のように流れる子ども達に関わるニュースに対して心を痛め、「子ども達に対して何かできることをやりたい」と声を挙げました。
早速、児童養護施設への訪問活動を開始し、その訪問の中でBe Smile Projectの青写真が見え始めます。そして、活動を進めるうちに「自分にも何かできないか?」という方々がでてきました。そこで、以前より親交があった漫画家須本壮一(本そういち)に葉月京は自分の考え・想いを伝えます。
須本壮一(本そういち)は、北朝鮮拉致事件等のノンフィクション漫画も手掛ける社会派の漫画家で、子ども達の置かれている現状について、深刻な問題であると考えていました。二人は強く共感し、須本壮一(本そういち)を代表とし、葉月京を副代表として、ここにビースマイルプロジェクトが立ち上がったのです。
その後、施設訪問を中心とした活動のなかで横の繋がりの重要性を実感した私たちは他団体との連携も積極的に取り組む事にしました。2012年12月
NPO法人として認可を受け、これを期に副代表、葉月京は運営を離れスマイルサポーターという立場から今後は活動を支える事になります。
スマイルサポーターは様々な[ちから]で心に傷を負った子ども達との交流をはかります。
今、必要としている物、そして、心=両面からの支援で公益性の高い活動を行ない、常に時代と呼応した [したいこと]と[してほしいこと]を結びつけるプロジェクト…それが[ビースマイルプロジェクト]です。
荒木巴も微力ながら、マジシャンとして子供達の未来を笑顔にしたく参加させていただいています。
マジックショーを終え、2日目も高知の街を案内していただきました。
情緒障害児短期治療施設「さくらの森学園」の園長さんにご案内していただき、
創業400余年という司牡丹酒造様の酒蔵を見学させていただきました。
瓦屋根の並ぶ情緒ある街並み。
雪国出身の私はトタン屋根には馴染みが深いのですが、雪の重みで割れてしまう瓦屋根は幼い頃に見る機会がなかったため、
「おぉぉぉー!城下町!」(瓦屋根=城下町という勝手な思い込み)
と、テンションが上がりました。
まずは、司牡丹酒造様の酒蔵の前で記念撮影。
着てるTシャツは、Be Smile Projectオリジナルです。
よく居酒屋などで目にする蜂の巣みたいなの・・・
これは「酒林」と呼ばれていて「今年も新酒ができましたよー!」と、ご近所さんに知らせる役目があるそうです。
初しぼりに合わせて最初は緑色のものを吊るし、お酒が熟成するとともに色が変わっていくのです。
ちなみに全く関係ないのですが、荒木の実家には本物の蜂の巣が飾ってあります。
小さい頃は本物の蜂が出てくるんじゃないかとビクビクしていました。
酒蔵の心得なども貼ってあり、普段ではなかなか入れない場所に案内していただきました。
昔はこの木製の道具で日本酒を製造されていました。
これは蒸すために使用する道具で、
お隣にある煙突は、
酒蔵の屋根を越えて、高く高く
伸びていました。
こんな高い煙突から入ってくるサンタさんは凄いなと思います。笑
お酒を管理・熟成している貯蔵庫にも特別に入らせていただきましたよ。
酒蔵見学の後は、司牡丹酒造様の直営店で日本酒の試飲をさせていただきました。
お土産も買わせていただきましたよ。
お酒にまつわる展示品もたくさん見ることができました。
特にこのお座敷遊びである「可杯(べくはい)」は打ち上げでも大活躍でした。
坂本龍馬の本家「才谷屋」も質商・諸品売買などと併せて酒造りを営んでおり、司牡丹酒造様とは古くからご縁があるようです。
もう少し、高知の旅は続きます。
このブログもまだまだお付き合いを宜しくお願いいたします。
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