マジシャン 沖縄旅③ 浦添グスク
マジシャン 沖縄旅③ 浦添グスク
マジシャン の荒木巴です。
花粉症の辛い季節ですね。
毎年花粉症対策も兼ねて、毎年花粉の飛散量が多い3月4月は杉やヒノキのない沖縄で過ごすことが多いです。
この時期の沖縄でのイベントは交通費サービスでマジックショーの出張公演をいたしますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
今回の沖縄旅ではペーパードライバーの克服も兼ねて、沖縄島一周ドライブに挑戦。
観光を楽しみながら、周遊していきます。
まずは浦添大公園の展望台から浦添市を一望。
お天気も良く、とても綺麗でした。
この後は浦添グスク、ようどれのある浦添大公園の歴史学習ゾーンへ。
ようどれ館の前の駐車場に車を止めて、浦添グスクを見学します。
浦添城跡
※浦添大公園 公式サイトより引用
浦添城は、12世紀初頭、浦添一帯を統治していた舜天王の居城となったのがその始まりで、その後、舜天王統、英祖王統、察度王統と受け継がれ、200年余りにわたり琉球王国の歴史の舞台となりました。
一帯には数多くの史跡があり公園として整備されています。
浦添城跡からの景色も素晴らしいです。
浦添での戦い
※浦添市観光協会「うらそえナビ」より引用
”1945年4月1日に、米軍は艦船1,400隻、将兵54万人の内、183,000人からなる大部隊で北谷町から読谷村の海岸に上陸しました。このあたりの海岸はリーフに囲まれた遠浅で、大軍が一挙に上陸するには最適の場所であり、日本軍の北飛行場(読谷)や中飛行場(嘉手納)があったからです。ところが、日本軍は兵力10万人余りで、その30パーセントは戦いの経験のない防衛召集等によるものでした。その上、沖縄守備軍は、最精鋭部隊の9師団が台湾に引き抜かれたこともあって、本土決戦のための時間稼ぎで水際作戦から持久戦に切り替えたため、米軍の無血上陸を許し、簡単に北飛行場・中飛行場を明け渡しました。その後、米軍の大部分は日本軍の司令部のある首里を目指して進攻してきました。日本軍は、首里の司令部を守るため宜野湾の嘉数高地と浦添グスク一帯(前田高地)に防衛線を張り、進軍してくる米軍を迎え撃ちました。地上では米軍の手榴弾が投げ込まれ、空からは「鉄の暴風」と呼ばれたほど凄まじい攻防が繰り返されました。特に浦添グスク一帯での日本軍と米軍の激しい攻防戦が繰り広げられ、沖縄戦最大の組織的な激戦地となり、多くの死傷者がでました。”
(発行:特定非営利活動法人 うらおそい歴史ガイド友の会「戦跡」から見える浦添での戦争 より抜粋)
陣地壕跡
※浦添市観光協会「うらそえナビ」より引用
首里に侵攻する米軍を阻止するため、「ありったけの地獄を一つにまとめたようなもの」が行なわれた場所です。
日本軍は前田高地の地形を利用して第62師団独立混成第63旅団が、洞窟・トンネル・トーチカ連鎖陣地を構築したと思われ「内部は壕口が一つ破壊されても問題がないように、壕同士が繋がっていた」と、日本兵の手記があります。”
(発行:特定非営利活動法人 うらおそい歴史ガイド友の会「戦跡」から見える浦添での戦争 より抜粋)
愛國知祖之塔跡
美しい自然の中にお墓やガマが点在しており、平和の尊さを想いながら散策しました。
クチグヮーガマ(仲間の住民避難壕群)
※浦添市観光協会「うらそえナビ」より引用
当時、浦添の人口は9,217人でしたが、そのうち戦争で亡くなった人は、4,112人で、実に44.6パーセントの住民が戦争の犠牲者となりました。
この壕は入口が口を開いた形に似ているためクチグヮーガマとよばれています。
主に仲間区6班の住民が避難していました。
ところが戦闘が激しくなると班外の人も入っていました。”
(発行:特定非営利活動法人 うらおそい歴史ガイド友の会「戦跡」から見える浦添での戦争 より抜粋)
沖縄戦最大の組織的な激戦地だったと言われる浦添城跡前田高地
ハクソー・リッジ
※浦添市観光協会「うらそえナビ」より引用
沖縄戦当時、浦添城跡一帯の丘陵は米軍から「ハクソー・リッジ」、日本軍から「前田高地」と呼ばれていました。
ハクソー・リッジのように急に高くなった丘陵や崖は戦車による進軍が難しいことから、自ずと米軍は兵士自らが攻め寄せる攻撃にならざるを得ませんでした。
一方の守る日本軍は、高所から攻め寄せる米軍に攻撃を加える、あるいは崖を乗り越えた米兵を狙撃、砲撃するという激しい戦闘を余儀なくされました。
展望台からは浦添の町が見えて、
この自然や風景、平和を守り、受け継いでいきたいと心より願います。
前田高地平和の碑
※浦添市観光協会「うらそえナビ」より引用
”前田高地の戦いで、日本兵は約3,000名の兵を失いました。この碑は主に北海道出身者の戦没者を祀る慰霊碑です。
第24師団第32連隊(北郷大佐)の第二戦友会が建立しました。碑文には恒久平和の文言と「国軍の真価を遺憾なく発揮した」とありますが、多くの住民を巻き添えにした戦いでもありました。”
(発行:特定非営利活動法人 うらおそい歴史ガイド友の会「戦跡」から見える浦添での戦争 より抜粋)
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