マジシャン新潟旅 赤城山西福寺
マジシャン新潟旅 赤城山西福寺
マジシャン の荒木巴です。
日本で唯一のお笑い女性マジシャンとして日本全国で出張マジックショーをしています。
マジックショーで伺った町で出会った素敵な観光スポットを紹介しています。
新潟県十日町市、大地の芸術祭作品の1つ、清津峡渓谷トンネルを鑑賞。
途中、道の駅南魚沼で魚沼産コシヒカリのデカおにぎりをいただき、
魚沼市を観光します。
赤城山西福寺にやってきました。
お盆の近くでお祭りの準備がされていました。
西福寺(開山堂)
※新潟観光ナビより引用
日本のミケランジェロ「石川雲蝶」が手掛けた彫刻絵画
室町時代後期、1534年に開かれた赤城山西福寺。多くの人をひきつける理由は、本堂の隣に位置する開山堂内外に施された石川雲蝶の彫刻、絵画、漆喰細工です。幕末の名匠、日本のミケランジェロ「石川雲蝶」が手掛けたこれらの作品は新潟県文化財に指定されています。日光東照宮にも劣らないほど素晴らしい彫刻であることから、西福寺は「越後日光開山堂」とも呼ばれています。どれも必見の雲蝶作品ですが、なかでも特に「道元禅師猛虎調伏の図」は圧巻。ぜひご自身の目でお確かめください。
23世蟠谷大龍(ばんおくだいりゅう)大和尚によって建立された開山堂には、曹洞宗の開祖道元と西福寺を開山した芳室祖春(ほうしつそしゅん)大和尚を中心に歴代の住職がまつられています。巨大な彫刻の他に、本堂の大廊下の床には、雲蝶の施した埋め木が多数残り、名匠の遊び心をうかがい知ることもできます。
赤門から中に入っていきます。
山門(赤門)
当寺には山門が二つあります。
最初に参拝者が通る第一山門は、朱色に塗られていることから通称赤門とよばれています。
この赤門は白門より以前に建立されていますが、時代は不明です。
地元の郷土研究者によると、坂戸城の門の一つを移築したのではないかという説もあります。
もしかしたら上杉景勝や直江兼続が幼いころこの門をくぐり遊んでいたのかもしれません。
赤門の前に立つ、雲蝶作の二つの石碑。
右側の火除地蔵はこの村を火災から守っています。
左側の『禁葷酒(きんくんしゅ)』と刻まれた石碑は、禅宗の山門に立ち戒めを説くもので、葷とはにんにく、韮類のことをいいます。葷や酒を食した直後に山門に入ることを禁ずるという意味で、山内の清浄を汚してはならないという戒めの言葉です。
白山神社
お祭りの提灯などの飾り付けがされていました。
山門(白門)
当寺第二の山門である白門は、開山堂落慶の翌年、安政五年に建立されました。
ここにも雲蝶は作品を残しています。
門扉には龍が取囲むように彫りこまれ、左右に仁王像が安置されていました。(現在、雲蝶作の仁王像は開山堂内に移設されています。)
しかし150年以上の風雪、大雨、そして度重なる地震の影響で山門の地盤が狂い、建物の歪み老朽化が激しくなってきました。
そこで、平成22年に改修工事を行い現在の姿に生まれ変わりました。
山門の仁王像は仏師山本桃楓(長岡市在住)作です。
鐘楼と梵鐘
鐘楼は、開山堂と同時代の1850年に建立され、熊谷の小林源太郎作の彫刻が施されています。
源太郎は雲蝶と並ぶ彫刻の名手で、47歳のとき熊谷から越後入りをしています。
雲蝶より10歳近く年上の源太郎は、越後では雲蝶の兄貴分だったようです。
(栃尾市秋葉神社には、源太郎と雲蝶合作のとても素晴らしい彫刻が遺されています。)
梵鐘は、新潟の土屋忠左衛門の鋳造で、三十三体の観音像が模られています。
また、天皇のお許しの証である『勅許(ちょっきょ)』の銘があることから、戦時供出時に重要美術品と認められ、供出除外と指定されてお寺に帰ってきた名鐘です。
昔は時を知らせるために撞かれていた寺の梵鐘ですが、今は年に一度、除夜に撞かれています。
開山堂です。
開山堂とは
※赤城山西福寺より引用
開山堂とは、そのお寺を開かれた御開山様である初代の御住職様をおまつりする御堂のことをいいます。
西福寺ではこの開山堂に、御開山芳室祖春大和尚様と曹洞宗の開祖様である道元禅師様が中央に、そしてその周りにはお寺を守ってこられた歴代の御住職様がおまつりされています。
この開山堂は、当山23世蟠谷大龍(ばんおくだいりゅう)大和尚様により建立され、嘉永5年(1852)起工、安政4年(1857)に完成しました。
建築の様式は、鎌倉時代禅宗仏殿構造、屋根は茅葺き二重層、上層部入母屋造り、総欅五間四方、唐破風向拝を有しています。
また開山堂内外には、<幕末の名匠 石川雲蝶>作の彫刻や絵画が施されています。
開祖道元禅師様を題材にした作品が多く、特に堂内の天井三間四方全面に施された大彫刻、「道元禅師猛虎調伏の図」は、透かし彫りの繊細さと極彩色のあざやかさで、観る人に感動を与えます。
開山堂をお参りし、彫刻を観ていると、高僧、道元禅師様が、すぐ傍で語りかけてくださるような、清々しさを感じます。
これらの石川雲蝶の作品は新潟県文化財に指定されており、その彫刻の見事さから又の名を「越後日光開山堂」とよばれています。開山堂の今昔
平成11年に雪から御堂を守るための覆い屋根ができました。
昔は、寺村の若い衆が命綱を取って高い開山堂の屋根に上り、一冬に何度となく雪下ろしをしていたのですが、最近は雪国でも各家庭の設備が整い、屋根に上って雪下ろしをする必要がなくなり、それに伴い命がけで茅葺屋根に上ってくれる若い衆もいなくなりました。
160年前の自然にマッチした風流な建物は、時代の流れとともに少しずつ姿を変えなければならなくなりました。
庭園
赤城大明神・子安地蔵尊・子授け神
大庭園の奥へと入っていくと、小高い山の登り口に辿り着きます。
その坂道を上っていくと、小さな紅い鳥居の奥に、
赤城大明神・子安地蔵尊・子授け神様が、木立の中にひっそりとお祭りされています。
赤城大明神(あかぎだいみょうじん)は当寺の山号である赤城山(せきじょうさん)の守り神です。
子安地蔵尊、子授け神様と共に、子宝安産祈願、お子さんの健やかな成長を祈願、
また悲しくも先立たれたお子さんのご冥福をお祈りいたしましょう。
本堂
現在の本堂は1802年に当山十八世禅翁実参(ぜんのうじつさん)和尚様が再建されました。
棟梁は出雲崎大工 小黒七左衛門で、今でも新潟中越地域には、彼が棟梁となって建てられた古い本堂がいくつか存在しています。
本堂内の襖には石川雲蝶が絵を施しています。雲蝶は絵師としての才能も発揮しています。
また、大廊下の床板には瓢箪や木の葉などの形をした埋め木(うめき)が施されていてこれも雲蝶の仕事です。
石川雲蝶顕彰像
石川雲蝶の銅像は平成23年、石川雲蝶生誕200年の記念事業として建立されました。
これは、開山堂内にある木彫の「鬼退治の仁王尊」を製作中の姿です。
雲蝶は、人物像や写真などの資料がまったく残っていないとてもミステリアスな天才彫刻師ですが、この度は雲蝶末裔6代目でいらっしゃる酒井謙介様にご監修を頂き、限りなく雲蝶そのひとに近づくことができました。
赤城山西福寺を参拝して、マジックショーの会場のある中越地方へと向かいます。
そちらについては次回ブログで。
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