上海で出張マジック1日目 -出発ー
上海で出張マジック1日目 ー出発ー
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
6月15日から19日まで中華人民共和国の上海にマジックショー出演のために行ってきました。
去年のフィリピン以来の海外です。
フィリピンはマジック愛好家の方々とボランティアツアーだったため、支出はおさえて飛行機はLCCを利用。今回はお仕事のため、ANAで預け荷物も23キロ×2つまでOKなのでマジック道具もオーバーチャージなしで持っていくことができました。
ちなみに、、フィリピンの時は衣装を何枚も着こんで預け荷物の重さを軽くするという作戦をしたのですが、、それでも7000円分のオーバー!前途が心配な搭乗前の出費でした。
実は自分で飛行機を手配して渡航費を払っての海外公演は前回のフィリピンが初めての体験。プライベートでの貧乏一人旅はよくLCCでフラフラと海外に行くので預け荷物はほぼなく、オーバーチャージなど気にすることもなく。。フィリピンでは、海外でショーをする時はLCCで交通費を安くしようとすると預け荷物の超過でかえって高くつく!ということに気づいたボランティアでの公演。勉強になることばかりです。
というわけで、羽田から上海に向けて出発!
東京は梅雨入りしたのか?濡れた飛行機の翼で雨模様の空の向こうへ!
雨雲の上は晴れていました。
虹とか見れるのかな?って期待していたのですが、見つかりませんでした。
雨雲を抜ける瞬間に虹が見えたりするものなのでしょうか??
何故か、撮ってしまう機内食。
ウナギの卵とじでした。
飛行機の中では大道芸のフェスティバルで何かと話題に出てくる「グレイテストショーマン」をチョイス。ミュージカル映画が大好きでなるべく映画館で観たい私ですが、予告編を見る限り「グレイテストショーマン」は足が進まず、、つい見るチャンスを逃していました。
ちなみに、グレイテストショーマンの予告編はこちら
仕事柄サーカス系の動画や舞台をけっこー見ているためか、、何故、興味が湧かなかったのか?自分でも不思議なほど、改めて予告編を見るとそれだけで涙が出てきてしまうほど感動しました。
すごい芸やショーは生でサーカスを観に行った方がいい!というのもあり、すごい技がてんこ盛りの予告編には映画館で!とならなかったのかもしれません。
しかし、実際見てみると映画ならではの人間ドラマが溢れていて、その中で分かりやすいテーマがあって、、飛行機の中でボロボロと号泣してしまいました。当初アメリカで公開された時は批評家からいい評判が出ず、一時は取りやめるほど興行収入が悪かったようですが、観客からの口コミで人気が出たという作品。。このエピソードに納得。ストーリーも内容もツッコミどころ満載だけど、心が揺さぶられて涙が溢れる。これが本当のエンターテイメントなんじゃないかって思います。理由がないのに感動するってノウハウじゃない何かに感情を突き動されているってこと、、人間はこうじゃなくっちゃ!って思うのです。何歳になろうとも。
そんなこんなで、
気が付けば、窓の外に
ミニチュアの模型みたいな街並みが広がっています。
地域ごとに建物が変わる上海の街並み
それは、統治や占領という重い歴史が築いた風景なのかもしれませんが、、
日本とは違う風景につい見とれてしまいます。
どんどんと地上が近くなってきて、
上海虹橋国際空港に到着。
ここからタクシーでホテルまで。