葛飾柴又・ロータリークラブ様の懇親会で余興マジック
葛飾柴又の老舗うなぎ屋さんで余興マジック
女性お笑いマジシャンの荒木巴です。
上海から帰国し、葛飾区柴又へ。
重要文化的景観(風景の国宝?)にこの度選定された帝釈天の門前町としても江戸情緒漂う街です。
帝釈天界隈は環境庁が全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境(音風景)として公募した「日本の音風景100選」にも選ばれています。これは環境省が環境保全のために意義があると認められた100件です。
今回はそんな下町ロマン溢れる葛飾柴又の帝釈天門前参道商店街にある老舗料亭「ゑびす家」様でロータリークラブ様の懇親会の余興でマジックショーをさせていただきました。
会場は大正初期の建物、日本最大級の熊手や縁起物が飾られた店内でショーをさせていただき、幸せです。
そして、
葛飾柴又・ゑびす家様の名物!うな重!!!
上海からの帰国後すぐのご飯ということもあり、日本らしいお食事。
ありがたい限りです。
改めまして、マジックショーをご覧いただいた皆様!ありがとうございました。
今回余興でマジックをさせていただきました葛飾区のロータリークラブ様は以前にも呼んでいただいたことがあり、二回目の出演。
その他にも近くの亀有で一日警察署長をさせていただいたり、金町の消防署のイベントでマジックをさせていただいたご縁で知っている方にたくさんお会いすることができました。
覚えていていただき、お声をかけていただけて、嬉しい再会に心から感謝です。
今回は東京都の文化都市計画の一環である東京ヘブンアーティストの警備会社様からのお仕事だったのですが、色々なところで繋がり、以前に呼んでくださった方にもお電話させていただく機会をいただきました。
人の縁が末永く幸せを運んで来てくださり、人情の街である葛飾柴又がまた一段と好きになりました。
老舗のゑびす家様の美味しいうな重にご祝儀もたくさんいただき、本当にありがとうございました。
帰りもブラブラと帝釈天の参道商店街を歩きながら、駅へ。
このおもちゃ博物館はいつも気になっていて、いつか入りたいと思っています。
柴又の駅前には、
葛飾柴又といえば、忘れてはいけない存在!映画「男はつらいよ」で渥美清さんが演じた主役フーテンの寅さんこと、車寅次郎の故郷であります。
その寅さんの銅像が京成金町線柴又駅にあるのです。
元々平成11年に寅さんの銅像が建てられた時は1つで旅に出るとき、さくらの方を振り返った寅さんの姿をモチーフに作られました。
その後、時が流れて、去年平成29年3月に振り返る寅さんのの視線の先に倍賞千恵子さんが演じられた寅さんの妹・さくらの像が建てられました。サンダル履きにエプロンをかけ、手を組んで放浪の旅に出る兄を見詰めているさくら、、なんか、実家で芸人の姉を心配している妹や弟を思い出して痛温かい気持ちになります。
人情の街・葛飾柴又。その人間同士の温かさや笑ったり泣いたり怒ったりしながら分かりあっていく心の交流がずっと続いてほしいと思います。そしてそういった「人間らしさ」が結局は「文化」や「芸能」「芸術」といった文字にした途端に仰々しくなる心が自分に戻る場所というか休憩所みたいなものを育んでいくのではないかと感じるのです。