青森・三沢 寺山修司記念館へ
青森・三沢 寺山修司記念館へ
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
十和田から電車に乗って、今回の旅の目的地である三沢へ。
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こちらは、現在は廃線となって駅だけが残っている十和田観光電鉄の「三沢駅」
青い森鉄道の「三沢駅」西口に隣接している建物です。
駅中のお蕎麦屋さんは今も営業されています。
ここでランチもよかったのですが、駅の目の前にある
きらく亭さんへ。
こちらのお店では、荒木が大好きで憧れ続けている劇作家や歌人や色々されていた寺山修司さんの逸話や好物から生まれたオリジナルメニューと三沢特産の農産物のコラボ企画「寺山食堂」に参加されているお店。
元々寺山食堂は、寺山修司の伯父である寺山義人が経営する食堂。平成25年で寺山修司没後30年の節目を迎え、復活した企画です。
メニューにもしっかりと「寺山食堂」のロゴと寺山修司さんが主宰されていた演劇実験室「天井桟敷」の文字が!この天井桟敷ラーメンというのは、天井桟敷がヨーロッパ遠征の際に食べたくなったラーメンを(当時ヨーロッパでは中華麺が手に入りにくかったために)細いパスタを代用して作ったという逸話から生まれたメニュー。カレー風味は寺山修司さんの好物がカレーライスだったことに由来していると思われます。
パスタで作った天井桟敷ラーメンも気になるところではありましたが、ここは無難に塩タンメンをオーダー!笑
ゴールデンウィーク中の青森は少し肌寒かったのでラーメンで芯まで温まりました。
そして、ここからは三沢駅を離れて今回の目的地「寺山修司記念館」へ。
5月4日は寺山修司さんの35回目の命日ということで、没後35周年を記念した「寺山修司記念館フェスティバル2018」に初参戦です。
私は今のお仕事を志すきっかけは高校時代に所属していた演劇部の部室で見つけた寺山修司さんの戯曲集でした。その中にある「狂人教育」というタイトルの人形劇が大好きで今日まで何度も何度も読んだ戯曲です。
寺山修司記念館には20歳の誕生日に単身で青森まで来て、それから2年に一度くらいのペースで訪れ、東日本大震災で少しペースを崩しながらも一昨年にも映画の舞台となった恐山と共にお邪魔しました。辛い時や迷った時などに来たくなる私の原点である場所の一つです。
いつもは駅からタクシーで行くのですが、今回はフェスティバルということで循環バスが走っていました。
と、いっても、停留所に留まっていたのは自動車教習所のバス、、町中で盛り上げようとしている雰囲気に感動しました。
そんなこんなで寺山修司記念館フェスティバル2018の会場に到着!
13時~修司忌の献花、舞踏やトークショーなどのイベントが始まります。
フェスティバルの様子はまた後程。