韓国から軍事境界線へ④ 北朝鮮まで3キロ地点。自由の橋
韓国から軍事境界線へ④ 北朝鮮まで3キロ地点。自由の橋
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
韓国でDMZツアーに参加した時のブログを数回に分けてアップしています。
旅行が大好きで色々な所に行って、歴史や文化、人々の暮らしについて考えるのが楽しいです。今まで、仕事も合わせて珍しい場所だと旧ユーゴスラビアや北朝鮮、モンゴルなどに行ってきました。
今回は去年行った北朝鮮と韓国の国境で軍事境界線でもある38度線を南北から訪れました。それぞれのガイドさんの説明や歴史のとらえ方が違って、非常に貴重な経験をさせていただいています。
※DMZというのは、韓国と北朝鮮の国境・いわゆる38度線を共同で警備している区域・軍事分界線から南北へ2キロずつに渡って軍事行為と敵対行為を一切禁止している非武装地帯の事です。
前回までの韓国から軍事境界線への旅行記
>> 韓国から軍事境界線へ① 韓国DMZツアーで38度線へ
>> 韓国から軍事境界線へ② 南北で分断された駅ー都羅山
>> 韓国から軍事境界線へ③ 国境まで200メートル!南侵トンネル。
2016年6月には北朝鮮から軍事境界線を訪れました。
>> 北朝鮮の旅行記についてはこちら
※日本出発からのブログになります。
世界各国の子供たちとマジックを通してコミュニケーションしていきたいと思っています。エンターテイメントは国境を越えると信じて。国際交流関係のお仕事、お待ちしています(笑)
ランチを食べて、午後のツアーに出発!
朝に少しだけ立ち寄った遊園地。
昼になると開園して、駐車場には車がたくさん止まっていました。
その遊園地から少し上った場所にある臨津閣。
1953年に朝鮮戦争の休戦協定が締結され、1万3000人ほどの戦争捕虜たちが「自由万歳」と叫びながらこの橋を渡ってきたことから、「自由の橋」と呼ばれています。
川の向こうは北朝鮮。
非武装地帯を挟まずに、対岸の北朝鮮を見ることができる地域です。
ここは対岸の北朝鮮から3キロほど離れた場所になります。
お隣の橋脚は朝鮮戦争の時に爆破されたものです。
望拝壇
鰲頭山統一展望台から
韓国とアメリカの国旗が仲良く風に揺られていました。
展望台を降りて、
鉄格子がそこらじゅうに
臨津江沿いには有刺鉄線が張られ、
向こう側には行けません。
この蒸気機関車は朝鮮戦争中に攻撃を受け、半世紀に渡って非武装地帯に放置されていたものです。2004年に辛い過去の歴史を象徴するものとして文化財に登録され、臨津閣で保存し展示されるようになりました。
軍事物資の輸送中に攻撃を受けたとされ、実際この機関車に銃弾の痕が残っていました。
自由の橋を渡ってみようと進むと、
私達、観光客が進めるのはここまで。
ここから先は統制区域となります。
お土産屋さんもありました。
さて!そしてバスに乗り込み、次は板門店です。
北朝鮮ツアーを映像で見たい方はYouTubeで!
ドラマ「愛の不時着」でも注目を集めている朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)へ2016年に旅行に行った時の想い出をVlogでYouTube「パッションちゃんねる」で配信しています。映像でもお楽しみいただければ、幸いです。≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#1 高麗航空で空旅編
≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#2 平壌から板門店へ
≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#3 板門店・軍事境界線へ
※上記の画像からも映像配信ページにリンクしています。
新潟出身の荒木社長は拉致問題を身近に感じながら幼少期を過ごしました。
しかし、2018年に韓国でマジックの世界大会があった際には北朝鮮のマジシャンが特別に招待されるなどエンターテイメントに国境はないと感じています。
ブログもYouTubeも政治的、歴史的に偏りのない中立の立場で制作しています。 心より世界の平和を希求いたします。
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