韓国から軍事境界線へ⑤ 38度線・板門店で北朝鮮へ越境
韓国から軍事境界線へ⑤ 38度線・板門店で北朝鮮へ越境
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
韓国でDMZツアーに参加した時のブログを数回に分けてアップしています。
旅行が大好きで色々な所に行って、歴史や文化、人々の暮らしについて考えるのが楽しいです。今まで、仕事も合わせて珍しい場所だと旧ユーゴスラビアや北朝鮮、モンゴルなどに行ってきました。
今回は去年行った北朝鮮と韓国の国境で軍事境界線でもある38度線を南北から訪れました。それぞれのガイドさんの説明や歴史のとらえ方が違って、非常に貴重な経験をさせていただいています。
※DMZというのは、韓国と北朝鮮の国境・いわゆる38度線を共同で警備している区域・軍事分界線から南北へ2キロずつに渡って軍事行為と敵対行為を一切禁止している非武装地帯の事です。
前回までの韓国から軍事境界線への旅行記
>> 韓国から軍事境界線へ① 韓国DMZツアーで38度線へ
>> 韓国から軍事境界線へ② 南北で分断された駅ー都羅山
>> 韓国から軍事境界線へ③ 国境まで200メートル!南侵トンネル。
>> 韓国から軍事境界線へ④ 北朝鮮まで3キロ地点。自由の橋
2016年6月には北朝鮮から軍事境界線を訪れました。
>> 北朝鮮の旅行記についてはこちら
※日本出発からのブログになります。
世界各国の子供たちとマジックを通してコミュニケーションしていきたいと思っています。エンターテイメントは国境を越えると信じて。国際交流関係のお仕事、お待ちしています(笑)
鉄道や橋など、様々な角度から韓国と北朝鮮の国境近くを見学し、いよいよ今回のツアーの山場!
軍事境界線上にある共同警備区域・板門店です。
この青い建物は、1953年に朝鮮戦争の休戦協定が調印された本会議場。
非武装地帯の真ん中にあります。休戦以来、
幾度も南北の直接会談が実際に開かれている場所です。
この日は、
北朝鮮の兵士が突如現れて、一時騒然となりました。
せっかくなので、ガイドさんに写真を撮ってもらう観光客丸出しの私。
建物の後ろから北朝鮮の兵士が見えているのに、平和な私です。
なんやかんやで平和な日本に生まれてよかったと思いますし、その幸せを次の代に受け継ぐ義務があると考えます。
なんと!本会議場の中にも入ることができました。
こちらが本会議場の中です。
窓から見た景色。
一段高くなっている部分が軍事境界線。韓国と北朝鮮の国境となります。
砂と砂利で国の違いが分かるようになっています。
建物の中にも、
国境がありました。
なんと!テーブルの上に!!!
さっそく、国境を越えてみました。
この写真を撮っている私は軍事境界線のど真ん中に立っていることになります。
この時間は韓国側が建物を管理している時間帯で、韓国から来た観光客は建物の中を自由に中を動き回ることができるのです。
テンションが上がってしまい、ここでも一枚。
写真に写るつもりがなかったので、スッピンなのはご容赦ください。
そして、、ついつい悪い癖でピース!!!笑
韓国側が管理している時間だったからよかったものの、北朝鮮の兵士の前でピースをすることは挑発行為と受け取られるみたいです。ちなみに韓国には徴兵制があるため、身体検査に合格した健康な国民がここで境界線を警備しています。
再び国境を越えて、建物の外へ。
とても貴重な経験ができました。
と、いうことで去年行った北朝鮮と今回の韓国で軍事境界線コンプリート!
南北両国から38度線を訪れることができました。
写真の奥に見える白い建物は北朝鮮が管理している板門閣、軍事会談の際に北朝鮮側はこの白い建物で待機して本会議場に向かうそうです。
ちなみに!
去年訪朝した際に北朝鮮側の板門閣から本会議場を見た風景です。
本会議場の外を北朝鮮の兵士が警備しています。
エンターテイメントは国境を超える!世界中を笑顔でいっぱいにするために邁進いたします。
北朝鮮ツアーを映像で見たい方はYouTubeで!
ドラマ「愛の不時着」でも注目を集めている朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)へ2016年に旅行に行った時の想い出をVlogでYouTube「パッションちゃんねる」で配信しています。映像でもお楽しみいただければ、幸いです。≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#1 高麗航空で空旅編
≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#2 平壌から板門店へ
≫≫ 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)Vlog#3 板門店・軍事境界線へ
※上記の画像からも映像配信ページにリンクしています。
新潟出身の荒木社長は拉致問題を身近に感じながら幼少期を過ごしました。
しかし、2018年に韓国でマジックの世界大会があった際には北朝鮮のマジシャンが特別に招待されるなどエンターテイメントに国境はないと感じています。
ブログもYouTubeも政治的、歴史的に偏りのない中立の立場で制作しています。 心より世界の平和を希求いたします。
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