真夜中の京都ラーメンと京都市内をプチ観光①
真夜中の京都ラーメンと京都市内をプチ観光①
女性コメディマジシャンの荒木巴です。
京都府福知山で新年会パーティの余興で出張マジックショーをさせていただき、終電で京都市内へ。
京都駅前から見えるランドマーク・京都タワーの中にある京都タワーホテル様で一泊させていただきました。
せっかくなので、天下一品でもおなじみの京都ラーメンを食べたいとなり、深夜の京都駅周辺をブラブラ。
深夜12時ちょい前に行列を発見!
「ラーメン専門店 第一旭」さん。
東京だとなかなか行列ができていて気になっても並ぶには勇気がいるけど、京都だったら。。ということで並んでラーメンをいただくことにしました。
前の方からメニューが回ってきて、何を注文するかをあらかじめ決めておきます。
何分か経って入り口が見え始めたところで、そのドアに貼ってあるチラシから新宿店があることが発覚!でも後戻りはできません。
すごくお腹が空いていたわけでもないので、ミニラーメンでもよかったのですが、、せっかくなので看板メニューの特製ラーメンをオーダーしました。
もちろん、完食。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
お店を出ると、外には新たな行列が!!
すごい人気のお店です。恐れ入りました。
そして、翌朝。
当初はお仕事の仮予約が入っていて、市内に宿泊させていただいたのですが、マジックの出演が決定に至らなかったため、オフの一日。
せっかくなので、京都市内をプチ観光してから東京に帰ることにしました。
というわけで、京都駅周辺をプラプラお散歩。
歴史が好きだともっと楽しめたんだろうなーなどと思いつつ、プラプラ。
学生時代は気づきませんでしたが、知識は人生を豊かにするなと思う今日この頃です。それはお金の豊かさというよりも観光でどこかに行くとしても知識があるのとないのとでは楽しさが全く違うということを指しています。それに気が付いたのが8年前。そして、大阪芸大の通信教育を受けて4年で卒業しました。
例えば、上の東本願寺の壁に掲げられた言葉「人と生まれたことの意味をたずねていこう」、これ一つとっても歴史や浄土真宗、宗祖の親鸞聖人を知ってると知らないとでは感じ方は全く変わってきます。これは宗教や宗派についてどうこう言いたいのではなく、知識として知っていた方が旅はもっと楽しめるということ。宗教の話を出すとそれだけでしかめっ面をする人とかいらっしゃいますが、荒木は初詣に神社に行き、夏になれば墓参りに行き、お祭りを待ちわびて、クリスマスには教会で讃美歌を聴く、、そんな多宗教の日本に生まれてきてラッキーだと思っているタイプです。多様性の時代の申し子だと思っています。笑
東本願寺の周りを歩くと、ありがたいお言葉がちらほらと目に入ってきます。
「他力というのは 如来の 本願力なり」(親鸞『教行信証』行巻)
これは、親鸞聖人 の主著『教行信証』「行巻」にある言葉で、文字のみ見ると「他力本願」のことを言っているのかな?とも思えます。「他力本願」については、東本願寺のHPに説明がなされていますので引用させていただきます。
他力本願(たりきほんがん)
※東本願寺HP「えっ!仏語だったの?」から引用
よく誤解して用いられることばに他力本願という語がある。以前、政府のある大臣が国会の答弁で、「自分の国のことは自分でしなければならぬ、親鸞の他力本願では駄目だ」と発言したことがあった。親鸞は、このような依頼心という意味でこの語を用いることはない。「往生は、なにごともなにごとも、凡夫(ぼんぶ)のはからいならず、如来の御(おん)ちかいに、まかせまいらせたればこそ、他力にてはそうらえ」(『御消息集』)。私たちは、何か大きな力に支えられて生きている。吐く息、吸う息、ひとつとしてわが力でできるのではない。他力は、その自覚の宗教的表現であるといえる。
安冨信哉 大谷大学教授・真宗学
大谷大学発行『学苑余話』生活の中の仏教用語より
という意味だそうです。
ま、他人ばかりをあてにして幸せになるというのも難しいと思う私は未だに独身を謳歌しています。笑
い
東本願寺の境内。
今回は中には入らず、ひたすらに周辺をプラプラしながら、言葉探しをしていました。
他に見つけた言葉としては、
「正義」と「正義」が戦いをおこすのです。とか、
「悪人正機」悪人とは善人を自覚した人のこと。とか、
確かに「自分は正しい」と思っている人の方がたちが悪いなーと思うこともしばしば。。私なんぞは幼少の頃に舌の出術をしたほどに滑舌が悪かったものですから、饒舌でどや顔のマジョリティには少し違和感を感じることも多いです。ただの天邪鬼です。笑
立場が変われば 良し悪しのものさしも 変わる私
身も蓋もない気もしますが。立場が変われば真理。笑
相田みつをさんっぽいなーと思って調べたら、「他人のものさし 自分のものさし それぞれ寸法がちがうんだな。」という言葉は出てきましたが、上の言葉は出てこずでした。立場によっても自分と他人によっても持っているものさしって違いますよね。数が多いからいいというわけでもないですし、、そんなことを考えながら散歩する、最高の時間でした。
意外と長くなってしまったので、京都観光後編はまた次回ブログで。
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