福岡4日目「学問の神様」太宰府天満宮へ参拝
福岡4日目「学問の神様」太宰府天満宮へ参拝
お笑い出張マジシャンの荒木巴です。
長期のお休みで日本全国を旅している気ままな旅芸人マジシャン荒木巴の旅行記。
今回は大阪から福岡へ。
福岡県北九州市の小倉と門司、そして博多、太宰府と旅しています。
午前中に太宰府にある筑紫女学園大学さんの特別講義「中国の伝統芸能から見るアジア」で中国雑技や変面ショーを堪能して、
せっかく福岡県太宰府にいるのだからと、
学問の神様で有名な太宰府天満宮へお参りに行ってきました。
太宰府天満宮とは?
※太宰府天満宮公式サイトより引用
天神さまと太宰府天満宮
太宰府天満宮は、菅原道真公の御墓所の上にご社殿を造営し、その御神霊を永久にお祀りしている神社です。 「学問・至誠・厄除けの神様」として、日本全国はもとより広く世のご崇敬を集め、年間に約1000万人の参拝者が訪れています。
成り立ち
道真公は、承和12年(845)に京都でお生まれになりました。幼少期より学問の才能を発揮され、努力を重ねられることで、一流の学者・政治家・文人としてご活躍なさいました。 しかし、無実ながら政略により京都から大宰府に流され、延喜3年(903)2月25日、道真公はお住まいであった大宰府政庁の南館(現在の榎社)において、ご生涯を終えられました。門弟であった味酒安行が御亡骸を牛車に乗せて進んだところ、牛が伏して動かなくなり、これは道真公の御心によるものであろうと、その地に埋葬されることとなりました。延喜5年(905)、御墓所の上に祀廟が創建され、延喜19年(919)には勅命により立派なご社殿が建立されました。 その後、道真公の無実が証明され、「天満大自在天神」という神様の御位を贈られ、「天神さま」と崇められるようになりました。
長い年月、道真公へのご崇敬は絶え間なく続き、御墓所でもある太宰府天満宮は全国約12,000社ある天神さまをお祀りする神社の総本宮と称えられ、今日でも多くの参拝者が訪れています。
まず境内には入り、
心という字をかたどった心字池と太鼓橋。
帰ってから知ったのですが、この心字池には太鼓橋、平橋、太鼓橋と3つの御神橋が架かっていて、これは仏教思想にいう「過去」「現在」「未来」の三世一念の相を現わし、この橋を渡ることによって三世の邪念を払うともいわれている参拝者の身を清める橋とのこと。そのため、楼門手前の手水鉢の水で手を清めてお参りします。
神仏混交時代に造られているために神社なのですが、仏教思想を取り入れているようです。
この3つの橋にはそれぞれ渡り方があって、
まず一番最初の太鼓橋は過去
「絶対渡ってる時は振り返らずまっすぐ前を向いて渡る事!」
二番目の橋は平橋で現在
「立ち止まらず進む事」
三番目の太鼓橋は未来
「つまずかないように気をつけて渡る事」
そして、3つの橋を渡ったら帰りは、逆戻りせずに(過去に遡ることになるので)
「必ず橋を渡らず違う道を通って帰る事」
という決まりがあるとのこと。
全く知らなかったので、何も考えずに渡ってしまいました。
もしかしたら、来た道をそのまま戻り、橋を逆から渡った可能性も、、また機会があれば、しっかりと過去現在未来を見据えて渡りたいと思います。
東神苑にある菖蒲池。
花菖蒲の見頃な季節だったため、白、薄紫、紫と55種、3万本の花菖蒲を見ることができました。
珍しい花菖蒲のお手入れをしている場面も見ることができました。
菖蒲池の西側で歌碑も発見。
『ひと時の茜といえど雲を焼く大き自然や限りなき空や』田口白汀
今回西側を歩いたのですが、この菖蒲池の東側には天保14年(1694年)に松尾芭蕉の百五十年忌を記念して建てられた夢塚の碑というものがあるそうで、これは芭蕉が太宰府に来たいという想いを果たせぬままに亡くなりました。その太宰府再訪の夢を偲んで建てられた石碑だそうです。
次回は東側の夢塚の碑も見たいという願い、私は叶えたいと思います。
芭蕉の辞世の句『旅に病んで夢は枯野をかけめぐる』
あぁー、私も旅の魅力にとりつかれた一人だと思います。笑
太宰府天満宮の境内を歩いていると気になるのが、
菅原道真公のお使いとされている御神牛(ごしんぎゅう)の銅像。
太宰府天満宮の境内には11体の御神牛像が設置されているそうです。
御神牛とは??
※太宰府天満宮紹介サイト「題材府天満宮ー御朱印」より引用
御神牛とは、太宰府天満宮のご祭神、天神さまこと菅原道真公のお使いの牛です。したがって、太宰府天満宮を始めとする全国の天満宮の多くには、呼び方は様々ですが、牛の像が設置されています。
御神牛像は、「頭を撫でると賢くなれる」、あるいは、「けがや病気がある場所を撫でると快復する」などと言われ、信仰の対象となってきました。この「撫牛(なでうし)」の風習も、全国各地で伝わっています。
菅原道真公と牛に関しては多くの伝承が残されていて、特に道真公の遺骸を宝満山の麓に埋葬するつもりで出発したところ、途中で運んでいた牛車の牛がうずくまって動かなくなったため、「ここに留まりたいという故人の意向だ」と考え、その場所が墓所となったという話が有名。このお話にちなんで、天満宮や天満神社にある牛の像のほとんどは臥牛と呼ばれる、伏せた姿勢の牛の像となってるようです。
そんなこんなで「学問の神様」菅原道真公を参拝。
御朱印もしっかりと。
太宰府天満宮を満喫して、太宰府駅からバスで福岡空港へと向かいます。
福岡空港の中にある「博多もつ鍋 おおやま」さんでランチ
前日、居酒屋さんでシェアできなかったもつ鍋をランチ定食でいただきました。
博多名物の辛子高菜や明太子、おきうど付き。
おきうどというのは福岡県福岡市を中心に食べられている海藻加工食品で、「おきゅうと」とも呼ばれるらしいです。
鍋は2名様からオーダーOKのお店が多く、昨日のように一人旅だと食べられるチャンスが少ないので、お一人様用のランチメニューはありがたかったです。
そんなこんなで一旦大阪を経由して、東京に戻ります。
こんな風に書くと「贅沢な旅をしてるなー」と思われがちですが、基本プライベートであまりお金を使わないタイプなので、色々なサイトで安い移動方法を検索して大阪経由になったのです。その上、気ままに旅したいタイプなので、一人旅は性格に合っているような気がいたします。
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