マジシャン新潟旅 絵本と木の実の美術館
マジシャン新潟旅 絵本と木の実の美術館
マジシャン の荒木巴です。
日本で唯一のお笑い女性マジシャンとして日本全国で出張マジックショーをしています。
マジックショーで伺った町で出会った素敵な観光スポットを紹介しています。
新潟県「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」
絵本と木の実の美術館にやってきました。
鉢&田島征三絵本と木の実の美術館
※「鉢&田島征三絵本と木の実の美術館」公式サイトより引用
「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」は、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」で誕生した、空間絵本美術館です。新潟県十日町市の鉢集落の中央に残る旧真田小学校の木造校舎が、絵本と木の実の美術館の舞台です。当時通っていた子どもたち、笑い声やおしゃべりを食べるオバケ「トペラトト」など、さまざまな生きものが作品となって校舎の中を飛び回ります。校庭には、絵本から飛び出したヤギのしずか親子が暮らしています。休耕田を活用したビオトープには、多様な小さな生きものたちが暮らしています。村全体がまるごと絵本になったような豊かな里山に展開する、アーティスト・田島征三の壮大なアート空間をお楽しみください。
“Hachi & Seizo Tashima Museum of Picture Book Art” launched during Echigo-Tsumari Art Triennale 2009 is a museum of a picture book which story spreads out in the entire space of the closed school building, what we named “the Walk-in-Palette”. The wooden school building of ex-Sanada Elementary School located in the centre of the Hachi village in Tokamachi-city, Niigata stands as the stage of the Museum of Picture Book Art. Various lives such as children who used to come to the school and Toperatoto who eats laughter and chattering have turned into artworks and jump about in the school building. In the schoolyard, Shizuka, the goat, born from the picture book and her baby goats and the diverse range of small creatures live in the biotope created in the abandoned rice field. Please enjoy the spectacular art space of Tashima Seizo whose picture book story spreads out in the entire village in rich satoyama.
美術館を鑑賞します。
Tashima Seizo 田島征三
※「鉢&田島征三絵本と木の実の美術館」公式サイトより引用
田島征三は半世紀にわたる創作活動の中で、絵本をはじめ木の実や自然物を使った壮大なアート作品を展開してきました。幼少期を自然豊かな高知県で暮らし、この時の原体験は、今も創作の根になっています。1969年、絵本『ちからたろう』にて第2回BIB世界絵本原画展金のりんご賞で世界的に注目を集めました。その後、東京都西多摩郡日の出村(現日の出町)に移り住み、ヤギやチャボを飼い畑を耕す生活をしながら、絵本などの創作を続けます。絵本『ふきまんぶく』『とべバッタ』や、『ほら いしころがおっこちたよ ね、わすれようよ』などが誕生しました。1990年代は日の出巨大ゴミ処分場建設反対運動に奔走しますが、胃癌を発症し転地療法のため伊豆高原に移住してからは、木の実を使った作品や絵本『ガオ』『モクレンおじさん』を作り出します。木の実や流木などによる作品群を全国で発表し、2009年、「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」が開館します。「瀬戸内国際芸術祭」では、ハンセン病療養地の大島で作品を展開。日中韓平和絵本、ラオスの「森の絵本」プロジェクトなど、現在も精力的に創作が続けられています。
Tashima Seizo has been creating splendid works from picture books to artworks created from natural materials such as tree nuts in his creative activities for half a century. He spent his boyhood in the abundant nature in Kochi prefecture which still supports roots to his creative activity. He gained international reputation after receiving the Golden Apples Award in the 2nd Biennale of Illustrations Bratislava (BIB) for his picture book “Strongman Taro (Chikarataro)” in 1969. Later he moved to Hinode village (currently called Hinode town) in the west Tama-gun, Tokyo and continued his creative activity including publishing picture books as he lived with goats and bantams and cultivated a field. “Fukimanbuku the Girl and the Flowers (Fukimanbuku)”, “Fly, Grasshopper! (Tobe Batta)”, “Drop a Stone and Forget (Hora Ishikoroga Okkochitayo Ne Wasureyoyo)” were published during his time in Hinode. While he devoted his energy to the protest of the construction of a huge dumping site in Hinode in 1990s, he moved to Izukogen as a part of a relocation therapy for a gastric cancer and started to create artworks using tree nuts as well as published picture books such as “Roar! (Gao)” and “Mr. Magnolia (Mokuren Ojisan)”. He presented those artworks made of tree nuts and drift woods across Japan and opened “Hachi & Tashima Seizo Museum of Picture Book Art” in 2009. He has continued to pursue his creative activities in recent years including developing artworks in Oshima which was once leprosy sanatorium for the Setouchi Triennale, publishing a picture book for peace amongst China, South Korea and Japan and engaging with a “forest picture book” project in Laos.
順路通りに2階へ上がります。
階段の天井や
教室に学校オバケがいっぱいです。
空間絵本「学校はカラッポにならない」
※「鉢&田島征三絵本と木の実の美術館」公式サイトより引用
小学校が廃校になった翌日、最後の在校生のユウキとユカ、ケンタは学校へ行ってみました。そこには、いろんな学校オバケが! 小学校が大好きだった子どもたちと、集落を愛する卒業生の記憶から生まれた物語が、校舎いっぱいに広がります。一度カラッポになった小学校の校舎が、まるごと絵本になって生き生きと蘇ります。
A picture book spreading out in a space named “Walk-in-Palette” – “The School Does Not Become Empty (Gakko ha Karappo ni Naranai)”
On the following day after the elementary school was closed, Yuuki, Yuka and Kenta, the last three students of the school returned there. What then they saw were resident ghosts! The story born from the memories of children who loved the school and the graduates treasuring the village fills up the school building. This school, which once became empty, has come back alive as the entire space has transformed into the picture book.
廃校を利用したアートプロジェクト
様々なテーマで作品が創造された教室
とても楽しく鑑賞できました。
体育館から
校舎の2階全体に広がる
空間絵本
常設展「学校はカラッポにならない」の他、
企画展もやっていました。
オレの歌をきいてくれ~水の女王が創った輪舞曲(ロンド)~ができるまで
企画展エリア
毎年、さまざまなジャンルの作家を迎え、作品を展開しています。田島征三とのコラボ企画も行っています。校舎だからこそできる空間演出にこだわり、その時代に旬な内容をお届けしています。
理科室
くさむらの部屋とミュージアムショップ
教室の床板を外して敷き詰められた土。自然に生えてきた植物が暮らす「くさむらの部屋」。小さな家のTVからは、シズリンの声による動画作品「くさむら」が流れています。 また、田島征三が半世紀で描いてきた数々の絵本や作品集等を、ゆっくりと読むことができます。
校長室(Hachi Cafē)
Hachi Cafē
空間絵本の余韻を味わえるカフェ「Hachi Cafē」。集落の名称「鉢(はち)」から名付けられました。集落の方からいただく新鮮な野菜でつくるランチメニュー、市内の珈琲豆専門店「ミールクラフト」さんが考案したオリジナルブレンドコーヒーを味わうことができます。新開発の「やさいアイス」も人気です(かぼちゃ・ふきのとう味があります)。
こんな所にも学校オバケが!
「空に帰る」田島征三
屋外の作品も鑑賞します。
ビオトープ
ビオトープ
ビオトープ(生きものが暮らす場所)の池は2014年に休耕田を活用し制作されました。中央に8の字型の「鉢の島」があり、夏にはスイレンが咲き誇ります。7月上旬まではホタルが見られる他、何種類ものカエルや多種多様な水生生物が生息しています。定期的に「生きもの観察会」を行い、生態系のバランスが保たれた豊かな場所づくりを目指して管理しています。
オレの歌をきいてくれ~水の女王が創った輪舞曲(ロンド)~
空間絵本作家が共作で奏でる“音楽 ”とは? カエル、メダカ、シナイモツゴ、アメンボ、ビオトープから流れでる水は、小さな生き物たちのメッセージを運んできます。 その水の力で歌う巨大な鉄の彫刻作品。 田島征三と、中里絵魯洲(彫刻家)・鞍掛純一(彫刻家)・鈴木豪(環境土木)の共同制作。新しいリズムが絵本と木の実の美術館から生まれます!
新刊『オレのうたをきいてくれ!』(888ブックス)
主人公の鉄平と水の女王、そしてたくさんの生きものたちが繰りひろげる物語。美術館の新たなコンセプト本として発売します!(2024年7月13日発売予定)
外の空間絵本『いのちのケハイ』
※「鉢&田島征三絵本と木の実の美術館」公式サイトより引用
かつて里山に暮らしていた小さな生きものたち。便利な時代になるにつれ姿を消しつつあるサンショウウオやホタルが戻ってくる場所を、外に飛び出した空間絵本作品としてつくりました。手作りの池と小川には、いつも楽し気ないのちのケハイがしています。ヤギのしずかのおっぱいを飲んで大きくなる子ヤギも、元気に遊んでいます。
The Walk-in-Palette outdoor – “(Inochi no Kehai)”
Small creatures once inhabited in satoyama have been disappearing as convenience of life has become a predominant value. We created a place for newts and fireflies to return to, as “the Walk-in-Palette” unfolding outdoor. There is always a sign of merry life in the pond and stream we created and baby goats growing as they drink milk from the mother goat, Shizuka, play happily here.
可愛いヤギもいましたよ。
ヤギの親子
2015年から暮らしているヤギの親子。母ヤギのしずかという名は、田島征三が40年前に飼っていたヤギの名で、絵本『ヤギのしずかシリーズ』に登場します。子ヤギのいちごぱんだは、毎年最寄りの小学校の子どもたちから名前を募集し、田島征三がメエメエ式(命名式)で選ぶという方法で決めています。今では、絵本と木の実の美術館の人気もので、「ヤギのいる美術館」と呼ばれることもあります。地元の方々に餌を提供していただき、みんなに守られながら暮らしています。
鉢&田島征三絵本と木の実の美術館を見物し、
更に大地の芸術祭をまわっていきます。
そちらについてはまた次回ブログで。
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