くじらのお宿・一乃谷さんで最高の鯨料理
神田 くじらのお宿・一乃谷さんで最高の鯨料理!
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
年末年始の繁忙期がようやく一段落して、ゆったりとした桜の季節を楽しんでいます。
大好物の鯨料理のお店・神田にあるくじらのお宿「一乃谷」さんへ。
両国寄席など同じ演芸場に出演する機会の多い、SM女王様マジシャンの西ゆかりさんと行ってきました。先日、山梨でのお仕事でご一緒したばかりですが、何気に二人でっていうのは珍しいです。
そうです!!鯨が大好物すぎる私、西さんが行くというので便乗したのですw
前回、一乃谷さんに三遊亭とん楽師匠の還暦のお祝いで伺ってから1年くらいは経つでしょうか?
もう鯨が食べたくて食べたくて仕方がなかった私、、女王様、T山さん、ごちそうさまでした。
まずはこちら。お酒を飲みに行くことが少ないので何と呼ぶのでしょうか?前菜でよいでしょうか?
(ちなみに3人ともお酒を飲まないので、鯨料理の美味しさをただただ味わう会でございます。)
最初のお料理、こちらの天ぷら、、カスタードが隠し味で入っているとのこと。
本当、写真だけじゃ美味しさが伝わらないのが悔しいです。
そして、じゃじゃじゃーん!鯨のお刺身です。
王道の赤身やベーコンの他、一乃谷さんではレバーや心臓、子宮などの色々の部位をお刺身でいただくことができます。
ハリハリ鍋用の鯛!!(尾頭付き)、生でも食べられるほど新鮮な鯛と鯨をしゃぶしゃぶしていただく、、贅沢なお料理です。
おつまみに鯨の皮の部分を使ったサラダ。
私の故郷・新潟の郷土料理である「くじら汁」はこの白と黒の皮の部分を使います。
以前に会津に行った際にこの「くじら汁」をいただき、それをとん楽師匠にお話ししたことがきっかけでこのお店に連れてきていただけることになりました。この白い身は東京では一乃谷さんでしかいただいたことがない故郷の味です。
からの、新しくミャンマーから働きに来ている女性がいまして、、その方の紹介がてら鯨を使ったミャンマー料理。いきなり国際派の登場です。ケチャップとオイスターソースを使っています。これも箸が止まらなくなるほど美味しい!!一乃谷さんの料理長、和食だけでなく何でも作れます。
鯨のローストや
鯨で「食べるラー油」を作り(個数限定で販売もされているそうです。)、そのラー油でいただく油そば。
こちらも絶品!!!
また今回はいただきませんでしたが、鯨のステーキもかなり美味しく、ランチではステーキ定食が980円でいただけます。お昼時に神田にいらっしゃる際には一度是非一乃谷さんでランチを召し上がってください。(2012年には食べログベストランチ賞も受賞されています。)
鯨は地域の食文化によって召し上がらない地域もあり、食べず嫌いな方や苦手な方も多いと思います。しかし、文字では伝わらない一乃谷さんの鯨料理の美味しさを味わっていただきたいです。鯨を使った料理なら和洋中・ミャンマーと何でもいただけてしまう一乃谷さんに是非!
最後は故郷のくじら汁に一番近い(同じ汁ものなので)くじらのハリハリ鍋!水菜をたくさん入れていただきます。あぁー本当に美味しかった。T山さん、ごちそうさまでした。
女王様!お忙しい中の唯一のオフにお付き合いいただき、ありがとうございました。
↑もはや、鯨のために必死な私。。だって、高級で自分一人では来れませんもの~。
ふと、、そういえば、私は魔法の国のお姫様だけど、西さんはどこの国の女王様なんだろう??と考えてしまいましたが、SMの女王様なのでお子様の前でこの質問はしないようにw
今回もまた「クジラ美味しい」「お母さんのクジラ汁も食べたい」と性懲りもなく料理長の前で言ってしまい、新潟の茄子を入れたクジラ汁も二人に食べさせたいと、、なんかセンチメンタルな気分になってたら、料理長が新潟だと旬の一時期しか手に入らない鯨の皮をお土産にプレゼントしてくださいました。(私が手に持っている塊がそれです。)、、まっ、私の実家は家族全員が芸人という仕事を反対しているので叶わぬ夢になりそうですが、、東京で思い出しながら作ってみたいと思います。
日本捕鯨協会さんが出している鯨のパンフレットもいただきました。。近年の世界的な動きが捕鯨に関してアレなので、、一乃谷さんは国会でも鯨料理を作り、鯨が認知症にも効くということで介護業界でも鯨の普及のために頑張っておられます。パンフレットを読むと鯨は半年間絶食状態で出産して、その後数千キロも離れた暖かい海に不眠で泳ぎ続けるパワーを持っているうえに非常に長生きで死ぬまで子供を産むことができるそうです。そのパワーの秘訣がパンフレットのキャッチコピーにもなっている鯨特有の「バレニン」という抗疲労成分、他、アンセリン、カルノシンの3種類のイミダゾール ジペプチドが疲労の原因である乳酸の蓄積を抑制して運動機能を維持することが研究でも明らかになったそうです。しかも高タンパクで低カロリー・コレステロール!もういいこと尽くしです。このパンフレットには日本各地の鯨を使った郷土料理が紹介されていて、新潟の「くじら汁」も掲載されています。
女王様からもお土産をいただいてしまいました。
スパイシーカレー味の落花生!かなり気になるネーミング。
そして女王様の気の使い方、素敵です。
そんなこんなでお腹いっぱいの一乃谷さんでの会食会。
なんと来月10日~25日は「くじら祭り」というかなりお得な恒例イベントも開催されます。
この機会に鯨料理にご興味を持っていただければ幸いです。
私はこの期間中は丸々福島のホテルに滞在しているので時間を見つけて仙台の料理長の息子さんがされているお店に行けたらいいな~などと目論んでいます。
元々は宮城で開業された一乃谷さん、東京に移転されて、二号店を去年オープンされました。仙台でも一乃谷さんの鯨料理が召し上がれますよ。
くじらのお宿 一乃谷
東京都千代田区内神田2丁目7-6 ゆまにビルB1F
TEL:03-3254-6096
仙台くじら 一乃谷
仙台市青葉区堤通雨宮町4-10 APPLE堤通雨宮ビル1F
022-341-6589(FAX兼)