山形・酒田まつり 番外編
山形・酒田まつり 番外編
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
5月19日の宵祭り、そして20日の本祭りと二日間にわたってパフォーマンスさせていただいた
400年以上の歴史を持つ山形県酒田市での酒田まつり
改めまして、ご覧いただいた皆様!お世話になった酒田市の皆様!ありがとうございました。
2日間ご一緒させていただいた大道芸人のハードパンチャ-しんのすけさん(東大出身、デビルステックの第一人者)、ASAKOさん(女性アクロバットパフォーマー)、Mr.KAZUKI(マルチパフォーマー)さんにも感謝。
荒木巴のお笑いマジックショーも含めて、同じ大道芸人でも違うジャンルのパフォーマーのショーに見応えあったかと思います。(ハードパンチャ-しんのすけさんとASAKOさんは株式会社パッションプリンセスでブッキングさせていただきました。)
酒田から東京までの新幹線終電が18時台ということでもう一泊。
パフォーマンスを終えて、酒田まつりを堪能させていただきました。
宿泊先である酒田駅前のビジネスホテルから酒田まつりの本会場である日枝神社まで歩いていると、
気になる門構えの料亭がちらほら。
この日枝神社の参道にあたる日吉町には江戸時代の花街、現在も酒田の料亭街として営業されています。
江戸時代からの歴史を持ち、文化財となっている洋風の建物もあり、参道の石畳や街頭と共に情緒あふれる景観が楽しめました。
また酒田は日本アカデミー賞を受賞した映画「おくりびと」のロケ地となったことでも有名です。
そんなこんなで酒田まつりの本会場である日枝神社へ。
今回、大道芸パフォーマンスとして出演させていただいた酒田まつり(山王祭り)は上・下日枝神社の例大祭で慶長14年(1609)から途絶えることなく続いています。400年以上、毎年開催される歴史のあるお祭りでマジックができたことを幸せに思います。
本会場は遊園地みたいに様々なアトラクションがありまして、昔懐かしいお祭り感が満載!
立ち並ぶ大きなテントに自然とテンションが上がります。
まずは一番気になった「ワールドオートバイサーカス」へ。
見世物小屋のような、サーカスのような、テントの外でオートバイの横で関係者であろうおじさまがお弁当を食べていました。笑
この現実と虚構のギャップ感がすごい!
受付でチケットを買って、中へ。
入場料は700円。演技時間は10分程度ということで、30分で投げ銭1000円を獲得するのに右往左往している大道芸人の私たち、、安いのか高いのかもよく分からないまま、、せっかくの機会だからと言い聞かせて中へ。
受付には映画に出演していますと宣伝チラシが張られてありました。
テントの中はこんな感じ。
木製の樽のようなステージ、というか、、スペースというか、、この中でバイクパフォーマンスが行われると思われ、、見世物小屋に近い雰囲気。
このテント自体、仮設で建てられたもので、、この古くていつ倒壊するか分からないドキドキハラハラな見た目は浅草はなやしきの日本最古の木製ジェットコースターを思い出します。
観客席は樽よりも上。
上からパフォーマンスを見下ろす状態です。面白いつくりです。
お客様がゾロゾロと集まりだし、樽のふちがいっぱいになったところで、
ワールドオートバイサーカス、スタート!!!
木製の樽の中を400CCのオートバイ(単車)に乗ってクルクルと走り出します。
途中で1000円のチップを差し出す観客の近くまで行って受け取ったり、両手を放して運転したり、目隠しをしたり、ハラハラドキドキ。。
動画でお楽しみください。
観客の私たちの方がワーキャー言ってます。笑
観終わって思ったこと、、これで700円はめっちゃくっちゃ安い!!!
もう一回見たい!!!笑
オートバイに乗っていた出演者さんと。
帰って調べたところ、毎日新聞に特集記事が掲載されてまして、テント内の樽は直径約9メートル、高さ約4メートルとのこと。そして、その樽の中を縦横無尽に走り回っていた出演者というか、、ライダーさんは札幌市出身の藤田昭範さん(42)、お父様がオートバイサーカスのライダーだったことから、高校卒業後にサーカス団に入門してバイク演技や空中ブランコの技を磨いたようです。そして、2010年にワールドオートバイサーカスの運営を引き継ぎ、自ら団長としてご活躍されています。樽の中でオートバイの曲芸が演じられるのは藤田さんのみということで、貴重なパフォーマンスを拝見できることができました。
オートバイサーカスに感動して、お調子に乗った大道芸人一同は、
お化け屋敷へ。
こちらも本物のお化け(?)が所々に現れて、阿鼻叫喚!
芸人ならではのリアクションの良さも手伝って、楽しく、、
最後にマジックハウスというアトラクションに。
酒田まつり、テント関係完全制覇です。笑
こちらのマジックハウスは、前に体験済の荒木は待機組。
スタッフさんが手動でマジックハウスを回転させていたのが印象的でした。
この手作り感溢れるのが、ノスタルジックな気分にさせてくれるんですよね。
楽しかった酒田まつり、山車もライトアップされて幻想的に。
本会場を楽しんで、ホテルまでの屋台で買い食いをしながら、、酒田駅近辺の居酒屋で打ち上げ。
せっかく港町にいるのだからと海鮮丼をいただきました。
楽しい時間と貴重な経験をありがとうございました。
また酒田まつりでパフォーマンスができるよう、頑張ります!!!!