大阪 文楽劇場で和風マジック 其ノ弐
大阪 文楽劇場で和風マジック 其ノ弐
お笑い 女性 マジシャン の荒木巴です。
今回のタイトルは「その2」にしようと変換キー押したら「其ノ弐」というカッコイー漢字が出てきたので漢数字を使うことにしました。
大阪・国立文楽劇場での現代和妻の京次郎さん芸道20周年公演「花魁和艶姿」に出演させていただきました。
素敵な写真をたくさんいただいたので、一部ご紹介。
※撮影はカメラマンのカズヒコさんと、びっとさん。出来てる風に撮っていただき、感謝!
素敵な写真をありがとうございます。
今回の公演、国立文楽劇場の檜舞台という事でお皿回しなど和っぽいネタもやらせていただきました。
(檜の舞台なので、落とさないようヒヤヒヤでした。w)
そして、京次郎さんにおススメいただいた十二単風衣装!稽古の段階で本当に似合わなくて、不相応だな~と思いつつも、、せっかくのお祝いの席だし、、と引きずることも上手くできないまま着させていただき、、終わってから、落ち込む有様。。
撮っていただいた写真を見たら意外と様になっていたので、テンションが上がっていますwww
文楽劇場で演じる機会をいただき、和っぽいネタをしたいと色々と考えていたのですが、、
結局は異国のお姫様が和妻に挑戦してみた!的な慣れているネタに落ち着き(ゴム手袋もしちゃいましたw)、初ネタおろしということで反省点もかなり多く、、そんな中、楽しかったとか、笑ったという感想をたくさんいただき、ありがたい限りです。大阪のお客様は面白い人間に寛容なので、結構盛り上がっていただきました。
そして、今回の演目に関して「お任せしますよ。傘もOK!」と言ってくださり、自由にやらせていただいた京次郎さんに感謝!
日本文化について、私は母が実家で教室をひらいていたこともあり、小学校までお茶とお花を習っていまして、、また小学生からは剣舞の家元の家に預けられて、、同級生がファミコンや漫画で楽しんでいる時間、お稽古事ばかりの子供時代。ずっと大人しくして型通りに動かなければ叱られるイメージしかなかった日本文化でした。だから小学校3年生の時に親に言われてやっていたお稽古は全て辞めました。
本当に苦手だった日本的な様式美というか、型のある世界でしたが、今回、文楽劇場で自由な演技をさせていただき、少し考え方が変わりました。詰まる所、「型」というのは人を楽しませるためのテンプレートの1つに過ぎないんじゃないかと。そう考えると「何故こういう形なのか?」とか「こう動かないといけないのか?」が理解できるようになってきて、今までは知識の一端でしかなかった日本の文化や歴史、様々な工芸品の意味を知ることがとても楽しい最近です。
今後も関西にお邪魔することが多いと思いますが、宜しくお願いします。